間柴の雑念

あなたがこのブログを読んでいる間、他の人は前に進む

結論から言おう。 カラオケ考えたやつは天才。

 

「転職するか」

 

ちょうど1年前のことだ。

当時そう決心したおれは

 

「1年後もまた、仕事で悩んでいるんだろうか」

 

こんなモヤモヤに苛まれていた。

 

 

そして今、1年が経過した。

仕事で悩んでいるかと聞かれれば、悩んでいる。

 

しかしそれ以上に、

 

 

 

 

「カラオケってめっちゃ人間性みえるやん!ぇえ!」

 

 

 

 

こんな発見に感動していた。

 

 

特に合コンとか、男女混合の場だと

かなり性格が出る。

 

で、まだそこまで仲が深まっていない感じだと、

さらに顕著になる。

 

ここでは、

今まで見てきた中で印象的だった歌い手を

タイプ別にまとめてみた。

 

合コンの2次会でカラオケを予定する幹事の男性には

ぜひ参考にしていただきたい。

 

そして戦闘力のバランスが整ったパーティを編成しよう。

 

※以下に列挙する例は全てメンズである 

※基本シチュエーションは3:3〜5:5の合コン

 

 

Type1:ひたすらモテに走る-セルフブランディング-

 

特徴

・ひたすらキメようとする

・急に笑顔がない

・ギャラリーからのガヤはガンスルー

・たまに、声を作る

・大体キマらない

ドラクエでいうと「いのちだいじに」が基本作戦

・稀に、他人が歌っているときにサビだけ乱入してくる(別にハモったりしない)

・他にうまいやつがいるとやたらそいつと一緒に歌いたがる

・稀に、ルームに入るとアウターを着たままいちもくさんにデンモクへと走り出し、杖で魔法を唱えるかのようにタッチペンを操り、「精密採点」を率先して選曲し始めやりづらいフィールドを展開する

Type3-神の視点-(後述する)を非常に悩ませる

 

 

 

チーム全体を乱すので要注意。

結構、だるい。

こういうやつがいると本当に興ざめする。

 

ぼくです。

 

 

 

 

 

立ち回り:保険

 

キメ得る楽曲を選ぶと、

それと同時に高確率で放たれるセリフがある。

 

 

 

「歌えっかな(鬼険しい表情)」

「結構むずいんだよね、これ(鬼険しい表情)

 

 

 

 

このように前置くお前のマイクを即座に奪い取り

「アスタニッシュグリッツ!!」

と大声で叫びながら俺はお前の顔面に口の中の水分が枯渇しきるまで唾を吐き続けたい。

 

また、モテを意識しすぎてディフェンス思考に偏り、

マインドが「完全なる自己保身」となると、例えばBメロを歌っているあたりで、(あ、このサビ、今日は声出そうにないわ..)と未来を察知した場合、

 

 

 

 

ああ、今日調子わるいわ(真顔)」 

 

 

 

 

マイクを下げ歌うのを放棄し、お決まりのスペルマジックが発動されるケースが非常に多い。ふざけるな。そういうときこそ、声にならない声で歌い切れよ。人間である前に、ロックだろ、お前は。どこまでモテたいんだ、お前は。

 

 

まあ、これはまだいい。

調子が悪い日は誰にでもあるし、実際、不調で声が出ないとテンションを発散させられずストレスになることはある。だからこれは許そう。

 

 

 

 

だがしかし

 

 

 

 

 

「これ、原曲聞いたことなくてさ」

 

 

 

 

 

こんな言い逃れをする生命を生み出した神を呼び出し色々と問い詰めたい。どうなってんねんと。

さすがに卑怯すぎる。

というか、逃げ方がうますぎるだろ。

 

プライドが高いやつが抱えがちな「減点方式」を、この魔法の一言によってなんと「加点方式」へと盤面をひるがえすのだ。「原曲を聞いたことがないけども俺はこのクオリティで歌えるんだよね!」感を漂わせプライドを立て直すという、大技。テクすぎる。あまりの身のかわし方に衝撃を受け、その当時から俺はこの技を「スターダスト・プレス」と呼んでいる。

 

◯選曲傾向

 調子悪いOne ok Rock

 風邪気味な三代目

 原曲を知らないUverworld

 

 

Type2:とにかく声量とパワーでギャラリーを圧倒する-イフリート-

 

特徴

・圧倒的いいやつ

・ガチャで出ればSRかUR

・カラオケを企画するとき、まず間違いなく選抜される

・チーム全体の戦闘力を格段に上げてくれるフォワード

・道を切り開いてくれるので、控えめで謙虚なメンバーも後に付いていきやすい

・恥ずかしがり屋なメンバーに勇気と安心を与えてくれる

・マイクがなくても聞こえる

・トイレからルームに戻る道中も、結構聞こえる

・エコーはないほうがいい

・絶対に立ちやすいポジションにいる

・歌ってなくてもたまに立ってる

・「全力とは何か」を体現する動きと歌いっぷり

・女声ボーカルの楽曲も原曲キーで歌い切る

 

立ち回り:全身全霊

 

または、満身創痍。

もう、それ以外の言葉で説明できない。

 

 

◯選曲傾向

 全力の175R

 全力のB’z

 

 

Type3:メンバーの年代と趣向に細心の注意を払い正確な選曲を命とする-神の視点-

 

会場を常に俯瞰し、自己の栄光よりも会場全体の満足度を底上げしようとする。

多少歌い慣れていない曲であっても、それが会場が欲するジャンルであれば果敢に挑戦する司令塔。

 

...

 

.....

 

 

長くなるので終わります。

続きの

 

・Type4:電話口から最短距離の椅子をポジショニングし、ドリンクとフードのマネジメントを徹底する-縁の下の力持ち-

・Type5:他人が歌っている最中はひたすらSNSとLINE-非当事者意識-

・Type6:結局何を歌ってもかわいい-女子- 

 

に関してはまた別日にまとめます。