間柴の雑念

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間柴 了のチキチキ!フリー雀荘放浪記〜麻雀ブラック水戸〜

過去の記事でわたくし間柴 了のiPhoneがどれくらい危機に陥っていたか説明をした。

 

 

mash-mind.hatenablog.com

 

先日、このiPhoneを修理するべく水戸のapple正規サービスプロバイダが設けられているカメラのキタムラへ赴いた。店員にしばらく状態を確認して頂くと、端末のぶっ壊れ具合が半端なかったらしくiPhone本体を新品に交換しないとダメであるという結論を出した。幸いAppleCareという保証サービスに加入していた私は8000円程度の支払いで済んだ。

 

本来ならば修理するのに結構な時間を要するのだが、ただ端末の交換で終了したので予想より7時間も早く用事が済んだ。遥々水戸まできて、たった数十分で北茨城に戻るのかとモヤモヤしたまま歩いていると目の前に看板が現れた。

 

 

 

 

「麻雀 ブラック」

 

 

 

 

もちろん私は既にフリー麻雀はしないと決心している。その決意も過去記事で示した。だからここが雀荘だとすれば、入店してはならない。素通りしなければならないポイント。ここでスルーする気持ちを持てれば、私は人間としてまた一つ大きく成長できる。絶好の機会だ。よし、帰ろう。

 

 

 

 

・・・ふと目が覚めると私はまた看板の前にいた。

 

「麻雀 ブラック」

 

 

その看板に刻まれる文字列をジッと見つめ、私は考える

 

 

「もしかしたら、雀荘じゃないかもしれない」

 

「もしかしたら、ブラックっていう喫茶店なのだが、何かしらの手違いで冒頭に麻雀という文字が刻まれてしまっただけかもしれない」

 

「実はラーメン屋かもしれない。スープが黒いとか」

 

「もしかしたらその日は風が強かったから「麻雀ブラック」って書いてある隣に本来ならもう一つ看板が存在していて、そこに「って思うじゃん?カフェ〜♡」かもしれない。」

 

 

「母方の実家かもしれない。」

 

「この世で”黒”に関連するものは数え切れないほどたくさんあり、黒で連想されるものたった一つを列挙するとしてそれが「麻雀」となるという現象が今このタイミングで俺の目の前で起き得ない起きるわけがないのだ」

 

 

色々な可能性を想定していると、どうやらここは雀荘ではないようだ。私はスターバックスにでも入るかのようなテンションで店の戸を開く。

 

 

店員がこちらへ向かってくる。

 

 

 

 

 

 

 

店員「いらっしゃいませ〜。レートは?」

 

 

 

 

 

 

雀荘だった

 

 

 

 

 

まぁしょうがない、これは事故だ。入店したらたまたま雀荘だった。これはしょうがない。

 

 

そして、ゲーム開始

 

 

東 間柴

南 茨城大学

西 店員

北 じいさん

 

 

東1局

親:間柴

 

3巡目シャンテン、4巡目入り目258pが入り、147s待ちのピンフドラ1テンパイ。リーチ。100人がこの席に座ったら恐らく100人がこうしてる。そうあってほしい。

 

結果、流局。やばすぎ。

 

しかももっとやばいのが4人テンパイ。

 

 

 

するとじいさんが話しかけてきた。

 

「あんちゃん、学生?」

 

私がフリー雀荘で知らない人に話しかけられるときは、百発百中でこの質問だ。絶対社会人とは見られない。まぁ、しょうがない。。

 

俺「えっと、、学生ですよ!はい!(嘘1)」

 

爺「大学生?」

 

俺「えっと、、はい!(嘘2)」

 

爺「茨城大学?」

 

俺「えっと、、東京の大学なんです!」

 

爺「なんで茨城にいるの!?」

 

俺「えっと、、もう授業も卒論も終わってるんすよ。やることやっちゃってあまりにも暇すぎるから、茨城に旅をしにきました!(相当な嘘)」

 

 

 

爺「ほおぉ〜・・・優秀な学生さんだなぁ〜・・・うちの孫なんて大学出たっきりまだ職についてないんだよ・・・孫にあんちゃんのその話聞かせてやってほしいくらいだよまったく・・・」

 

 

俺、ここで手が止まる。心に20ダメージ受ける。

 

俺「い、いえいえ!そんなそんな!」

 

爺「ちなみにどこの大学なの?孫も東京の大学だったんだよ。」

 

俺「首都大学東京ってところです。知らないですよね。。」

 

 

 

爺「え!!!孫もそこだったよ!!!」

 

 

 

俺・店員・茨大生「えええええええええええええええええええええええええええ」

 

 

と言いながら1sを切る俺

 

 

爺「あ、それ、ロンねあんちゃん。チャンタピンフドラ1のマンガンね。」

 

飛んだ

 

俺「しかしこんな偶然ってあるんですね・・」

 

爺「しかもすごく孫に似てるんだよあんちゃん。髪型もそんな感じでセットしてて、メガネも黒いのかけてるんだよ。」

 

俺「・・もしかしたら実は僕はお孫さんっていうオチもありますよ・・」

 

爺「あんちゃんそりゃきついよ、そしたら俺も麻雀の打ち方変えるよwwww」

 

俺「wwwww」

 

爺「ちなみに孫の学部が確か、環境なんちゃらかんちゃら・・」

 

俺「都市環境学部ですか?」

 

爺「そうそれ!!!!」

 

俺「俺もそれ!!!!wwwwwwwwww」

 

 

爺・店員・茨大生「えええええええええええええ」

 

 

爺「本当に孫じゃねえだろうなあんちゃん・・」

 

俺「職につかずこんなところでフリーしてたらたまったもんじゃないすよね(俺)」

 

爺「そんな馬鹿なことはしてないはずさ孫は・・」

 

俺「そうですよね・・馬鹿ですよね・・(俺)」

 

俺「お孫さんはサークルとか入られてました?」

 

爺「そういや、テニスの部活だかサークルだかやってるって言ってたような・・」

 

俺「あ・・・あれですね、大学生を楽しむ王道を歩んでいらっしゃるようなので、安心しました。しっかりキャンパスライフを満喫していると思いますよ。それくらいテニスというスポーツは大学において重要なコミュニケーションツールでもありますから。ちなみに僕は大学時代は特にそういった活動には属していませんでした。いわゆるニートですねあはは(今も)

 

爺「しかしあんちゃん、学生にしては手馴れてる感じするね。結構フリーいってるでしょ。わかるよ俺には。センスがいい。どれ、次の半荘、あんちゃんの麻雀後ろから見させてくれよ。」

 

俺「え!そんな!恥ずかしいですし・・・本当に下手なんですよ!」

 

この時点で既に俺は3回4着を取っていた(4着=最下位)

 

爺「いいからいいから。」

 

俺、後ろからじいさんに見られながら麻雀をすることに。なにこれ。

 

爺「うん。その最初の配牌でその8pから切るあたりあんちゃんやっぱうまいよ。俺もそれ切るよ。」

 

俺「あ、ありがとうございます(照)」

 

爺「雀荘20年間経営してた俺が言うんだから間違いないよ。」

 

俺「嬉しいです。。」

 

爺「勝つのは時間の問題だね。どんどんその調子で打っていこう。さっきまで4着続きだったけど、きっといい流れになるよ。」

 

俺「頑張ります!!!」

 

 

 

 

 

 

結果

 

6ゲーム中

 

5回、4着

1回、3着

 

 

以上!

間柴 了のチキチキ!フリー雀荘放浪記〜麻雀ブラック水戸〜ごみスコア編でした!